ごあいさつ
麻酔科医としての挑戦ブログ(哲弥先生)
2025-02-27 16:39:00
no.44 血管確保 Part2
先日、採血に難重する患者様に出会いました。
当院で一番採血が上手いと思われる看護師さんがみても、
どこをさしていいかわからないと。
やはり採血でよく失敗される(何度も何度も刺される)そうです。
難しそうなので、超音波で私がとることにしました。
驚いたことに、その方の右手の肘の近くは表在静脈というのが
みてもあまりわかりませんでした。
代わりに、動脈と静脈が割と浅い位置で伴走しており、
ここから指すのは大変危険だと思いました。
刺したはいいが動脈も刺しかねないくらいでした。
神経は離れているので神経損傷はおこらないと思いますが、
それでも採血でなるべく動脈は刺したくないところです。
左手の肘の近くは表在静脈が少し奥ですが超音波で確認し
そこから採血をさせてもらいました。
もちろん一回で成功し必要量の採血20mlほど採取出来ました。
取る方も相当困るだろうなと思いましたし、右手で今まで採血してもらっていたと言ってたので
今日刺したここに必ず血管があるからそこから採血してもらったらいいよと、本人には伝えました。
今度、職場で健康診断があって採血があるそうです。
うまくいくことを願います。