ごあいさつ

麻酔科医としての挑戦ブログ(哲弥先生)

2025-02-27 16:16:00

no.42 血圧の低下に対して

 

 

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↑麻酔のバイブル書 Miller’s Basics of Anesthesia  eight editionより抜粋

 

 

我々、麻酔科は血圧が下がったときは、

瞬時に何が原因で下がっているのか。

上記にあるAlgorithmを頭に思い浮かべます。

細かく言うと、少し違うところもありますが、大体は血圧に対して

我々麻酔科が考えることはおそらく同じです。

無痛分娩で血圧低下の頻度が低血圧 1737%(17%)(照井克生. 野口翔平. 硬膜外無痛分娩.南山堂.改訂4版2022 より引用、一部改変)と記載されていますが、

 

我々はいまのところ計画分娩ということもあり、0%です。

ただし、血圧が万が一下がったときにはどこに問題があるのか、

上記の表を思い浮かべて対応していくようにスタッフで共有できたらいいなと思っています。

 

妊婦様に対して中途半端な対応でいくと、Besold-Jarich反射(後に解説します)がおきて、

心停止する可能性がありますのでとても注意が必要です。

産婦人科で自家麻酔かけられている先生方は、ご存知だと思います。

 

早速、周産期センターご勤務で日本周産期・新生児医学会認定

周産期(母体・胎児)専門医をもっている後輩ですが

ベテランの先生に聞いたら、知らないと言っていました(^_^;) 

因みにこのBesold-Jarich反射は麻酔科専門医試験で、しばしば出る問題です...