ごあいさつ

麻酔科医としての挑戦ブログ(哲弥先生)

2024-12-27 19:26:00

当院での無痛分娩の実績に関してPart1

皆様、気になることと思います。

これから当院での実績は増加していくと予想しておりますし

現在、着実に増加して、ご満足頂いております。

 

妊娠初期から希望を表明している患者様もおられます。

私自身でいうと、無痛分娩の根本となる硬膜外麻酔

脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔(CSEA針で脊髄麻酔のときもあり)を加えると1000件(2024.11.9の時点で)以上あり

現在進行系で診療を行っており増加しています。

 

これほど多くのいろいろな硬膜外麻酔の経験が短期間である

産婦人科医というのは少ないのではと個人的には思っています(井の中の蛙で、全然違うかもしれませんが、、、)

 

胸部の硬膜外麻酔というのは腰部(無痛の時は腰部)に比べて一般的に難しいといわれており

その件数は300件(2024.11.9の時点で)を超えました。

 

年輩の方で女性は骨の変形などが酷く一般的に更に難しくなり

80歳代の方を泣く泣く胸部の硬膜外麻酔をかけることもあります。

90歳代の方に脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔をかけることもあり、

骨に隙間あるかなと思いながらかけることもあります。

 

色々な経験を積みながら、なかなか硬膜外麻酔の奥深さを感じています。