ごあいさつ
麻酔科医としての挑戦ブログ(哲弥先生)
2024-12-20 11:59:00
カテーテルの信頼性Part3
信頼性のあるカテーテルを挿入するための技術として、
下記のようなCSEA針で
トレーニングを積んだかどうか
というのが大きいと思っています。
(ホームページ無痛分娩のところをご参照ください)
私が現在、麻酔科として勤務している病院では、
何故かこのCSEA針の使用に関してとても寛大です。
(針のコストがかなりかかります)
下記は産科麻酔学会の月間産科麻酔のところから部分的に抜粋しています
今年度から、麻酔科専門医かつ色々資格のある常勤で
こられている先生と先日話をした際に、
ここは日本一、CSEA針を使わせてくれる病院ではないか
と冗談交じり?に喋っていました。
今まで、現在の病院にくるまで麻酔科で
硬膜外麻酔をかけてきたけど
CSEA針を使用したことがない先生もいらっしゃいます。
16Gの硬膜外麻酔針と、27Gのペンシルポイント針を
組み合わせた構造になっています。
僕も病院の寛大さに甘えて、
この針をおそらくここ数年、院内の誰よりも?多用し
使わせてもらいました。
このCSEA針の難しいところは、正中(ど真ん中)を
捉えないとなかなか上手くいかないということです。
こういったトレーニングを受けているかどうか
というのは、非常に大事なことだと思います。