ごあいさつ

麻酔科医としての挑戦ブログ(哲弥先生)

2024-03-15 15:53:00

余談ですが・・・

この前、比較的大きな手術の麻酔をかけました。

全身麻酔と硬膜外麻酔というのを併用して、

無事に手術は終わりました。

手術が終わると、可能な人は気管内に挿入していた

チューブ状の管を抜いて、経過観察をします。

 

麻酔科医として勤務している病院では、

管を抜いて時期に、一旦リカバリールームという

部屋に戻ります。

その後状態を観察して、入院していた病棟に帰る

システムになっています。

 

リカバリールームでは、執刀医や麻酔科医、

看護師、手の空いた人が、

血圧測定を行なったり、酸素飽和度を図る機械や

心電図などをつけます。

 

患者さんに「大丈夫ですか?」と声をかけると

「先生ありがとうございました。全く痛くないし、

いい夢を見てましたー。」と。

麻酔科医としては嬉しいのですが、

執刀医の先生にはなんの言葉もありませんでした。

 

ときどき経験しますが、僕が執刀医だったら

ちょっと嫌だなと思い、

少し複雑な心境になります。